市のお金の全体像
令和6年度、うるま市は 767.2億円 を使いました。
入ったお金は 798.5億円 です。
市の一般会計福祉・教育・道路など、市の基本的な仕事のお金を扱う会計です。言葉の説明の一覧の決算1年度(4月から翌年3月まで)に、実際に入ったお金と使ったお金をまとめたものです。議会が内容を確かめて「認定」します。言葉の説明の一覧です。ほかのページの事業(主要施策の事業)は、この中の一部です。 数字は市の決算カード(普通会計)から取りました。うるま市の令和4〜6年度は、普通会計の合計が、議会で認定された一般会計の決算と同じ額です。
各欄の「AIによる評価」は、国と市の資料の数字をもとに、似た市(人口や産業が似た全国62の市。類似団体)の平均などと比べて AI が書いたものです。
- 使ったお金(歳出)767.2億円
- 入ったお金(歳入)798.5億円
- 借金の残り(年度末)433.1億円
- 貯金の残り(年度末)139.3億円
何に使ったか(分野別)
決算カードの「目的別歳出」です。かっこの中が決算カードの言葉です。
AIによる評価人口をそろえて比べると、使ったお金の全体は似た市(類似団体)の平均の1.25倍です。中でも福祉・子育て(民生費)は1.5倍ほどで、沖縄県平均も上回り、使ったお金の52.6%を占めます(似た市は44.6%)。消防と教育も似た市の平均を上回りますが、市は消防指令センターの整備や電子黒板の導入など、一時的な事業の影響が大きいとしています。借金の返済も似た市の平均より多く、健康・ごみ・環境は似た市の平均を下回ります。
何に使ったか(中身別)
決算カードの「性質別歳出」です。同じお金を、給料・給付・工事のような中身で分けています。
AIによる評価福祉などで個人に支給するお金(扶助費)は、人口をそろえて比べると似た市(類似団体)の平均の1.7倍ほどで、沖縄県平均も上回り、使ったお金の39.8%を占めます(似た市は30.1%)。市は、子どもの福祉などで今後も増えると見込んでいます。道路や学校などをつくる工事も似た市の平均の1.3倍ほどです。職員などの給料は似た市の平均とほぼ同じで、全国平均より低い水準です。
入ったお金
決算カードの「歳入の状況」を、大きな区分にまとめました。かっこの中が決算カードの言葉です。
AIによる評価市税(地方税)は入ったお金の17.3%で、似た市(類似団体)の平均31%を大きく下回り、人口をそろえて比べても似た市の平均の7割ほどです。一方で、国から(26.8%、似た市は20.8%)、地方交付税(19.6%、同12%)、県から(12.5%、同8%)の割合は、似た市より大きくなっています。
借金の残り(地方債現在高)
令和4年度末の459.8億円から、令和6年度末は433.1億円に減りました(26.6億円)。
AIによる評価年度末の借金の残りは、人口をそろえて比べると似た市(類似団体)の平均より16%多い水準です。令和2年度末から毎年減っていますが、市は、有利な合併特例債を使える残りが少なくなり、大型の事業も控えているとして、工事の規模を見直しながら財政の健全化を図るとしています。
貯金の残り(基金)
| 年度末 | 減債基金 | 財政調整基金 | 特定目的基金 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 令和4年度 | 51億円 | 63.6億円 | 62.9億円 | 177.4億円 |
| 令和5年度 | 51億円 | 52.2億円 | 57.4億円 | 160.7億円 |
| 令和6年度 | 43.1億円 | 41.7億円 | 54.4億円 | 139.3億円 |
合計は令和4年度末の177.4億円から、令和6年度末は139.3億円に減りました(38.2億円)。
財政調整基金は年度ごとのお金の過不足に備える貯金、減債基金は借金の返済に備える貯金、特定目的基金は決まった目的のための貯金です。
AIによる評価貯金の合計は、人口をそろえて比べると似た市(類似団体)の平均とほぼ同じです。ただ、年度ごとのお金の過不足に備える財政調整基金は似た市の平均の3分の2ほどで、令和4年度末から約22億円減りました。市は、給料や福祉など決まって出ていくお金が増えて貯金が減っているとして、財政調整基金の残高の確保に努めるとしています。
財政の指標
AIによる評価
借金の重さは国の基準を大きく下回っています。一方で、自分で集めるお金の力は似た市より弱く、毎年決まって出ていくお金の割合は上がっていて、自由に使えるお金の余裕は小さくなっています。
決算カードにある指標から、よく使われるものを選びました。評価は AI が、国の基準と、市の財政状況資料集にある全国・沖縄県・似た市(類似団体)の平均と比べて書きました。数字はすべて資料のものです。
財政力指数
令和4年度 0.48令和5年度 0.47令和6年度 0.49
市が必要な仕事をするのに、自分で集められるお金でどれくらいまかなえるかを表す数字です。1 に近いほど、自分のお金でまかなえる割合が大きいことを表します(3年の平均)。
AIによる評価市町村全体の平均(0.49)と同じですが、人口や産業が似た市(類似団体)の平均 0.75 や、全国の市(792市)の真ん中の値 0.60 より低く、自分で集めるお金の力は市の中では弱いほうです。足りない分は、国から配られる地方交付税で補われています。
経常収支比率
令和4年度 92.2%令和5年度 96.0%令和6年度 96.8%
給料・福祉の給付・借金の返済のように毎年決まって出ていくお金に、毎年決まって入るお金のうち何割を使ったかです。残りが、その年に自由に使えるお金です。
AIによる評価全国平均 93.8%・沖縄県平均 90.8% より高く、令和3年度の 91.3% から上がっています。毎年決まって出ていくお金の割合が大きく、新しい取り組みに回せるお金の余裕は小さくなっています。市は、福祉などの義務的な支出の増え方に収入の増え方が追いついていないと分析しています。
実質公債費比率
令和4年度 6.3%令和5年度 6.2%令和6年度 6.1%
借金の返済などが、市の標準的な収入に対してどれくらいの重さかを表す数字です(3年の平均)。
AIによる評価国が早めの立て直しを求める基準(25%)を大きく下回っています。全国平均 5.6% よりやや高く、沖縄県平均 7.0% より低い水準で、令和2年度の 6.7% から少しずつ下がっています。ただ市は、合併特例債が使えなくなるため、これから上がると見込んでいます。
将来負担比率
令和4年度 -令和5年度 -令和6年度 4.9%
これから払う必要のある借金などの負担が、市の標準的な収入に対してどれくらいの重さかを表す数字です。「-」は、これから払う負担よりも、それに充てられるお金(基金など)のほうが多いことを表します。
AIによる評価国が早めの立て直しを求める基準(350%)を大きく下回り、全国平均 6.2%・沖縄県平均 12.4% より低い水準です。令和5年度までは「-」(負担より充てられるお金のほうが多い)でしたが、令和6年度は将来の負担に充てられるお金が減ったため 4.9% になりました(市の分析)。
出典
- うるま市「令和4年度 決算カード」(PDF)
- うるま市「令和5年度 決算カード」(PDF)
- うるま市「令和6年度 決算カード」(PDF)
- うるま市「令和6年度 財政状況資料集」(全国・県・似た市の平均と、市の分析)
- 総務省「令和6年度 市町村別決算状況調」(全国の市の真ん中の値)
- 総務省「令和6年度 類似団体別市町村財政指数表」(入ったお金・借金・貯金の、似た市の平均)
- 総務省「市町村別決算状況調」の資料の見方(PDF)(実質公債費比率 25%・将来負担比率 350% の早期健全化基準)